Web系プログラマの主な仕事内容はプログラミングをすることであり、クライアントと打ち合わせをしてシステムの仕様を作成する。その仕様に基づいて、プログラムをエディタで打ち込んでいく作業がプログラミングだ。ただし、事務作業のようにただ文字を入力するのではなく、仕様をプログラムという文字に置換させる作業なので、仕様内容を理解しておかないといけない。したがって、それをプログラムにどのように落とし込めばいいのかといった知識が必要になる。
規模の小さなプログラムであれば数百行のプログラミングで、中規模であれば数千行のプログラミングになることが多い。Web系プログラマに求められることは、タイピングスピードはもちろんだが、意外と英語力も必要だ。業界に求められている最新情報を察知しておく必要があるので、日本語だけでなく海外のサービスを利用することや海外サイトで勉強することを通して、最新のスキルを身につけておかなければならない。
他にも、システムエンジニアとクライアントと打ち合わせをすることがあるので、コミュニケーションスキルも必要になる。Web系プログラマの仕事の忙しさに関しては、いつも忙しいというわけではなく、むしろ忙しいときと暇なときのギャップが激しいのが実情だ。暇なときにはその時間を勉強に当てられるし、プロジェクトの締め切り直前などの忙しいときは徹夜でプログラミングをすることも珍しくない。このあたりは覚悟しておく必要がある。